回天の訓練基地

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回天という軍事兵器をご存じでしょうか。太平洋戦争で大日本帝国海軍が開発した人間魚雷で、超大型魚雷「九三式三型魚雷」を転用しています。全長14.7m、直径1m、排水量8tという大きさで、簡単な操船装置や調整バルブや潜望鏡を備えています。70年前に、この狭い潜水艦に1人乗り込み、敵艦に特攻していた若者が日本にはいたのです。

回天の訓練基地は、山口県周南市の徳山湾に浮かぶ大津島にあります。大津島は御影石が産地でもあり、大阪城の築城にも利用されたようです。徳山港を眺めると工場ばかりの景色ですが、その逆サイドは瀬戸内海の島々と海と空が広がり、悲惨な戦争を想像させるものは何一つありません。この回天の訓練基地以外は。

現在小学校になっている回天の組み立て工場から、敵に見つからないためのトンネルを通り、発射練習基地までトロッコで運ばれていたようです。トンネルも戦後GHQにより埋められていましたが、現在は掘り出されて見学が可能となっています。二度と戦争という過ちを犯さないためにも、この施設をNENGO不動産として紹介させていただきます。

(的場 敏行)

物件名回天の訓練基地
所在地山口県周南市